【NISA】はどうなる?2024年からの変更点と2023年度の税制改正要望
動画の概要
皆さんこんにちは、税理士の山口です。最近ニュースとかで、よくNISAの話を耳にするようになりました。NISAも改正があって、私の中でも今何がどうなっているだっけと思い返すものですから、少しおさらいの意味と、それから8月末に金融庁の要望が出ましたので、ちょっとそこのところをご紹介したいと思います。
まず令和2年の税制改正の話なんですけれども、改正前はNISAというと3本柱になっていまして、一般NISA、積立NISAとジュニアNISAという3つがありました。令和5年より先は、ジュニアNISAが廃止になりまして、一般NISAと積立NISAの2つになりますよというのが、令和2年の廃止の内容でした。一般NISAにつきましては、現行の年間120万非課税に投資の限度額について2段階に分けることで、公募株式投資信託の年間20万、今のところと上場株等の102万の部分2階建てに分かれるといったところですね。
こういったものが改正されたということでございます。今は、令和4年の9月ですけれどもニュース等で、岸田首相が資産所得倍増プランという発言をニュース等でも耳にする機会があったかと思いますが、これはNISAを抜本的に拡充するというそういった内容でした。
まだこれ要望の段階ですので、実際には今年の年末の税制改正大綱ですとか、その前後の議論を経ないと決まりません。まだ何とも言えないところでありますが、こういった議論がされてますよというところで押さえていただければと思います。
簡素でわかりやすく、使い勝手のよい制度にというのがテーマということでございます。制度を恒久化するとかというところですとか、それから非課税になる投資の限度額を拡充するとか、そういったものがうたわれているということでございます。
これは一般投資家の方にアンケートをとりまして、それでNISAに求めることというそういったアンケートを踏まえた上での要望ということで、ございます。投資の非課税枠がもしかしたら拡充するかもしれないということになりますので、これから年末にかけてですね議論をまずきちんとされるのか注目です。
あと足元を見て現行のNISAってどんなものだっけということで、おさらいの意味でこの動画を活用していただければというふうに思います。