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第１章 相続税・贈与税の基礎知識（５）その他
税務調査
Ｑ1．
相続税の税務調査は、
いつ頃行われるのでしょうか？
Ａ1．
通常申告書を提出した年の翌年9月から12月までに行われま
す。
税務署では、過去の確定申告書（特に譲渡所得）、大口のお金
の流れ等を入念に事前調査をした後に、納税者のもとに実地調査
にやってきます。
Ｑ2．
税務調査の対象と
なりやすいケースには
どのようなものがあるでしょうか？
Ａ2．
次のようなケースが考えられます。
1.申告書に誤りがある、資料等に不備がある場合。
2.生前所得から推定して相続財産が少ない場合。
3.家族名義の財産の申告がされていない場合。
4.相続人の財産が推定所得に比して多い場合。
5.課税価格が3億円超の場合。
Ｑ3．
税務調査では
どのようなことを調べるのでしょうか？
